我が家は4歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は楽しい楽しい子育てに潜む痛い瞬間について。
登場人物紹介
兄:4歳1ヶ月 |
弟くん:1歳10ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
楽しい子育てに潜む痛い瞬間は結構ある
子ども達と過ごす日々は、毎日楽しい時間です。もちろんそうでない瞬間も多々ありますが、トータルで見ると楽しい日々なんです。
そんな楽しい楽しい子育てで、一瞬顔をしかめてしまう場面があります。そう、子育てって結構痛いんですよ。良識ある大人との生活では味わう事のできない予想外の痛さに見舞われることがあります。どれもこれも地味ーな痛みなので、敢えて声に出して痛さを主張することはしないですが、地味だけど結構痛いんです。
そんな声にならない私の悲痛をお聞きください。
1歳のスキンシップが痛い
もうすぐ2歳の下の子くん。とーっても可愛くて、思わず食べてしまいたくなるんですが、痛いんですよ。
最近はありがたいことにパパ好き期が来ているようで、パパに擦り擦り近寄ってくる場面が多いんですが、スキンシップの一つ一つが痛い。
私が横になっていたり座っていたりするのを見つけると、近づいてきてぎゅーっとしてくれるんですが(超かわいい)、基本思い切り飛び込んでくるんですよ。こちとらリラックス中なので、当然身体中脱力しているわけですが、そこに10kgの無邪気が手加減なしで飛び込んできます。
そして本能からなのか、だいたい身体の柔らかいところ(つまりは急所)を狙って飛び込んでくるので、嬉し泣きで息も絶え絶えになります。
これは嬉しいスキンシップのほう
1歳・4歳の好奇心が痛い
体毛が濃い系のパパは共感してくれると思うんですが、腕や足が無毛なちびっ子は、大人の腕毛・すね毛への好奇心が痛いです。
「なにこれーっ」「なんでこんなところから毛が生えているんだろうーっ」と、髪の毛を引っ張ることは滅多にないくせに、腕や足の毛は躊躇いなく引っ張ってきます。
あれね、めっちゃ痛いからね。4歳くんはもう少し成長したら、すね毛を手の平でクルクルした上で一気に引き抜くという、かの悪名高い拷問を覚えてきそうな気がする。恐怖だ…。
1歳の好奇心が痛い
4歳男児のほうは同じ男としてそろそろ理解を示してくれているんですが、1歳くんのほうはまだまだ男の常識が分かっていません。男が持つ暗黙の了解、そうパオーンへのリスペクト。
4歳くんのほうは、パパパオーンを目の当たりにしてもはや特にリアクションはないんですが、1歳くんのほうは「な、なんだこれは」というリアクションをしてきます。リアクションだけならまだいいんですが、なぜか攻撃的になるんですよ。
流石に直接攻撃は受けないようにしていますが、何にせよパオーン付近は男にとって最もダメージを受けるところ。そして、都合の悪いことに1歳児にとってちょうどいい位置に大人のパオーンがあるんですよ。攻撃しやすい。大人にとっては死角には入りがちなので不意打ちを食らってしまうこともしばしば。
プラレールが痛い
電車大好き子鉄兄弟である彼らは、写真のようにリビングいっぱいを使ってプラレールをレイアウトしてきます。正確に言えば組み立てさせられるのは大人ですが、それはまあいい。
このリビング中に張り巡らされたプラレールのレール達が非常に厄介なのです。まずもって足元にあるので見えない。そして、遊んでいるうちに接続が甘くなってきて、接続部分の凹凸がピョコっと出てしまっている箇所も多くあります。そんなピョコっとしたところを無防備に踏んでしまったら、むっちゃくそ痛いんです。
あとは遊び方が荒っぽいせいか、よくレイアウトが崩れてしまい、その度に補修に駆り出されるんですが、中腰だったり腰を折ってかがんだりしなければならず、結構しんどい体勢を強いられます。
また、私は子どもと目線を合わせて話すときに膝立ちになることがあるんですが、膝立ちの状態でレールを膝で踏むと、衝撃で膝立ちのまま飛び上がりそうになるくらい痛い。
プラレールは兄弟喧嘩にもなりやすいし、いろんな面で今我が家の地雷となっています。プラレールは悪くないんだけどね。
腕が痛い
抱っこです、抱っこ。
4歳くんのほうは、もう結構抱っこは卒業した感があるんですが、入れ替わるように下の子が抱っこ魔神になっています。上の子に比べたら数段軽いんですが、冷静に考えて10kgありますからね。
そう考えると、先代の抱っこ魔神である上の子のときには、10kgをゆうに超えるあの身体を真夏の倒れそうに暑いときでも何十分と抱っこしていたんだから、自分を褒めてやりたいわ。
変なアドレナリンが出ているのか、抱っこをしている間は耐えられるんですよ。で、抱っこから降ろすと急に腕が痺れてくるんです。そのうちポロっと腕が抜け落ちても不思議じゃない(言い過ぎ)。
おわりに
楽しい楽しい子育てに潜む地味に痛い場面を吐き出してみました。どれもこれも大した痛みじゃないんですが、でも結構痛い…。