生まれてから2年半、電車一筋に生きてきた息子ですが最近少し浮気気味です。
何に浮気をしたかというと…
ついに乗り物界のキングに手を出してしまいました。
やっぱり乗り物系なのかと私としては苦笑いなのですが、その浮気心もどうやら本気なようです。なのでこれは行くしかないと行ってきました羽田空港。
日本最大の飛行機発着数を誇る羽田空港は、私が思っていたより遥かに息子にとって夢の世界だったようなので、その模様をご覧ください。
夢は浜松町から始まる
今回空港へは
- 最寄り駅→東京駅→(山手線)→浜松町駅→(モノレール)→羽田空港
というルートで行きました。
このルート、乗り物大好きな2歳児にとってディズニーリゾートラインのような夢のルートです。
まず、東京駅から浜松町駅までは山手線や京浜東北線、上野東京ラインに横須賀線、運が良ければスーパービュー踊り子やスーパーひたちなど、数多くの在来線・特急の走行シーンを見ることができます。
さらにはその奥を走る東海道新幹線のお姿まで拝めることができるので、この時点で電車好きの息子は恍惚な表情を浮かべます。
そして浜松町駅でモノレールに乗り換えると、今度は見下ろす形になる電車達に大興奮。
窓にへばりついて見ていました。この後、電車ゾーンが過ぎるとバスゾーン(リムジンバスの車庫的なもの?)があり、最後は一面に広がる海と船!
息子の目は三つ星レストランのフルコースを食べているかのようにうっとりしていました。
もちろんメインディッシュは飛行機です。
羽田空港第2ターミナルビルに到着
今回乗り込んだのは第2ターミナルビルです。ANAが多く発着している側ですね。
羽田にはこのほかにJAL系の第1ターミナルと国際線ターミナルがありますが、事前のリサーチで第2ターミナルが一番充実しているとのことで、第2ターミナルをメインに回りました。
まずは屋内展望
第2ターミナルの5階に進むとまずはガラス張りの屋内展望フロアがお出迎えしてくれます。
もちろん息子はエスカレーターを降りた瞬間に私の抱っこから逃げ出し、一目散にガラス張りの方へ走ります。
ひこうきだーーーっ!
思わず指差して叫ぶ息子。写真には写っていませんが、目がキラキラしすぎてビームが出そうなほどでした。
そして反対側を振り返ると…
間近に飛行機!
あまりの間近ぶりに驚き、固まり、そしてくつろぎ出す息子。
これは夢でしゅか…
何ならこのままお昼寝でもしそうな勢いでくつろぎ出しました。決して飽きたわけではありません…。ちょうど日差しが暖かく、まさに夢見ごこちだったんでしょうね。
外もすごい、外の方がすごい
屋内展望フロアで十分満足していた息子ですが、ここにはもっとすごい屋外展望デッキがあります。
横になってくつろぐ息子を小脇に抱え、外に引きづり出すと…
すごいだいはくりょくでしゅ!
屋内だと音が聞こえないのですが、外に出ると滑走路を走る轟音が響くので迫力が2倍・3倍と増します。
その大迫力の様子にもう目が離せなくなった2歳児。
私が離れて周りの様子を撮影しても、全く気づく気配がありませんでした。
ちなみに他のギャラリーは、息子と同じような小さい子連れの親子か、でっかいカメラを持ったおじさんのどちらかでした。日曜の午前中に行きましたが結構な数のギャラリーがわいわいしていました。
飛行機に乗らなくても行く価値有り
飛行機を見るためだけに羽田に行きましたが、これは乗り物好きな幼児なら行く価値は十分あります。
空港なので
- オムツ替えのスペースも充実
- 売店やレストランもたくさんある(しかも大体は混んでない←これポイント高い)
- ベビーカーも気軽にレンタル可能
- やたら広くて、解き放っても安全
- 屋外は爆音なので、子どもが騒いでも問題なし
- そもそもみんな飛行機を見ているので、暴れ回っても問題なし
と付き添いの大人も嬉しいポイントが盛り沢山で、飛行機だけに留まらない魅力にやんちゃ2歳児も三十路パパも大変満足しました。
なお、第1ターミナルにも少し行きましたが、事前のリサーチであったように第2ターミナルのほうが良かったです。第1は狭いとか死角があるとか言われてましたが、そもそも展望デッキのフェンスが建物のだいぶ手前の方にあり、その分第2ターミナルと比べると臨場感に欠ける印象でした。
おわりに
最近下の子が生まれ、色々と我慢することが増えたはずの息子。パパが休みの日くらい息子の希望を叶えてあげようと飛行場に行ってきました。
飛行機を見にいった日は満足そうな顔で「ひこうきみた、ひこうきみにいった」とママやおばあちゃんに連呼していました。そして「あなー」「じゃるー」と彼の辞書に新たな単語が加わりました。
羽田空港、飛行機に乗る用事がなくとも幼児とのお出かけにおすすめです。
うちの2歳児が喜んだ都内子どものお出かけスポット15箇所【2歳〜2歳半】