2017年3月17日。
我が家に家族が増えました。無事2606gの元気な赤ちゃんが産まれました。
なんだか色んな人にありがとうを言いたい気分です。ありがとう祭りをします。
妻にありがとう
切迫早産で1月末から1ヶ月半もの間入院していました。
1ヶ月半もほぼ監禁状態でしたが、お腹の中の赤ちゃんのために耐えてくれました。
2月末には子宮頸管が0ミリになって夫婦で驚愕しましたが、結局臨月までお腹の中でしっかり育ててくれました。
最終的には切迫早産ではなく別の事情で帝王切開となりましたが、無事に元気な元気な赤ちゃんを産んでくれました。
入院する前は、大きいお腹を抱えて2歳の長男と必死に遊んでいました。それこそお腹が張って動くのも辛いときにも。
いま長男がママなしでも元気に過ごせているのは、それまで溢れるほどの愛情を注いできたからだと断言できます。
どれだけ妊娠とお腹の中の子に振り回されても挫けず前向きに過ごしてきたのだからもうあっぱれとしか言えません。
帝王切開でお腹が切られるのはものすごい恐怖だったはずです。実際震えていました。それでもグッと涙を堪え最後まで気丈に耐えていました。
お腹の赤ちゃんが元気に産まれたのも、長男が毎日元気に過ごしているのも全ては妻が必死に守ってきたからです。
ありがとう。
産まれてきた赤ちゃんにありがとう
産まれてきた赤ちゃんにもありがとうです。
最初は34週まで持てば御の字みたいな雰囲気がありましたが、妻と赤ちゃんの脅威の粘り腰で臨月までお腹の中に留まっていてくれました。
まだまだお腹に居たかったかもしれませんが、元気な産声をあげて産まれてくれました。
初めて面会したときには早速目を見開いてパパを確認してくれました。産まれたばかりの赤ちゃんがほとんど目が見えてないことは知っていますが、いいんです。それでもこれからいっぱい抱っこされるであろうパパをしかと見つめてくれたんです。
元気に産まれてきてくれてありがとう。そしてようこそ我が家へ。我が家はとても賑やかだから覚悟しててね。でも間違いなくもっと賑やかにするのでしょう。
長男にありがとう
1ヶ月半もの間、大好きなママと離れ離れで過ごしてきた長男にもありがとう。
きっと色んなことを我慢していたと思います。でもこの1ヶ月半とても元気に、とても良い子に過ごしてくれました。
産まれる前から赤ちゃん返りするほど、ママの異変に敏感だったのに、そこからママがいなくなるという長男にとっての天変地異に不安定にならずに立ち向かってくれました。
また長男のママへの愛は変わってませんが、この1ヶ月半でパパのことももっと大好きになってくれた感じがします。それにも感謝です。
この半月は呪文のように「ままびょういん、ぱぱおしごと」と唱えていました。彼なりに自分を納得させていたのかもしれません。その言葉を聞くたびに心がギューーッとなりました。
これからいきなりお兄ちゃんになるわけで、彼はこれからが色んな意味で試練なわけですが、この1ヶ月半のMVPは間違いなく長男です。
妻が1ヶ月半安心して入院できたのも、私が仕事に穴を開けずに生活できたのも、まだ2歳3ヶ月の長男の頑張りによるところが大きいです。ほんと最初は愚図り倒したらどうしよう…と本気で心配していました。
よく頑張ったね、ありがとう。
支えてくれたみんなにありがとう
妻が入院し、頼りないパパだけでは2歳でやんちゃ盛りな長男をとても包みきれませんでした。
義母が上京してくれてずっと面倒を見てくれたから、長男も安心して毎日過ごせたし、義実家にしばらく長男が帰省したときには義父にも義弟にも良くしてもらいました。
ほんとに義実家の支えがなければ乗り切ることができませんでした。ありがとうございます。
また、この非常事態に仕事を休む日も多かったのですが、快くフォローしてくれた職場の仲間にも感謝を言いたいです。ありがとうございます。
このブログを読んでくれている心優しい方々からも温かい励ましの言葉をたくさんいただきました。
心が折れそうになったときも記事を書いて優しい言葉をかけてもらってものすごく救われました。もうみんなに感謝です。ありがとうございます。
そして自分にお疲れ
最後に私自身を労わせてください。結構頑張ったと思うんですよ、私。
妻が入院していた1ヶ月半、長男の心の支えの1つになっていたはずです。
色んな心配ごとに挫けずひとまずは幸せな一区切りをつけることができたんだから、私も多少は頑張ったと褒められていいような気がします。
お疲れ、自分。
おわりに
我が家の第2章は今ようやく幕を開けたばかりです。
第2子もめでたく男の子なので、我が家が賑やかを通り越して五月蝿くなるのはもう目に見えています。
そんな慌ただしい日々を迎える前にちょっと一息、一区切りつけた気持ちになってもいいですよね。
ああ無事に産まれてきて良かった。とにかくみんなにありがとうを叫びたいです。