我が家の待望の第2子もスクスクお腹の中で成長しており、妻も安定期に入りました。
安定期に入ってまずやることといえば…
戌の日の安産祈願ですね。
私たちは、息子のときも今回も東京日本橋の水天宮にお参りに行ってきました。
息子のときはたまたま良いタイミングで日曜と戌の日が重なり、その日にいきました。しかもその日は確か大安の日でした。
一方、今回は戌の日でもない大安でもない、何でもない休日に行きました。
せっかくなので、東京日本橋の水天宮の戌の日お参りの混み具合などをリポートします。
戌の日とは
私も妻が妊娠するまでそんな行事があることを知りませんでした。子どもを授かったことがない人はあまり知らないはずなので、ちょっと説明しておきます。
「戌(いぬ)の日」とは、十二支の11番目にあたる、12日に一度めぐってくる日のこと。たくさんの子を産み、お産が軽い犬は、昔から安産の守り神として人々に愛されてきました。
それにあやかって、12日に一度訪れる戌の日に、妊婦さんと赤ちゃんの無事を願って、安産祈願を行うようになったと言われています。
「帯祝い」は、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産をお祈りする儀式をいいますが、時代や地域によって風習や習慣にも違いがあるようです。
休日大安の水天宮の様子
長男のときのお参りは、戌の日&大安&休日(日曜)というおそらく最も混むであろう日に行きました。当時(2014年7月)の写真がありました。
手前に座っている人が祈願待ちの方々で、奥が受付待ちの人たちです。
こう見ると確かに混んではいますが、そこまで大混雑ではない気がしますよね。
・・・
甘いです。
神社に入るまでが大変なのです。なぜなら入場規制があるのです。
2年以上前の話なので多少記憶が曖昧ですが、確か受付開始前の1時間前に並びに行って、神社に入場できたのが受付開始後の1時間後くらいだったと思います。要は2時間ぐらい並びました。
当時は仮宮だったので今現在はどうかわかりませんが、神社の入り口からkm単位で歩道に列ができていました。
入場してしまえばそんなに待たないのですが、これだけ人が多いと祈祷もなんだか流れ作業でした。
はい次の組みの人〜みたいな感じで20名くらいが一気に入っていき、10分くらいで出てくるというのを繰り返していました。正直ありがたみは…でした。
なお、戌の日に祈願に行くと同伴者は外で待つことになります。戌の日以外だと同伴者も一緒に後ろで祈祷を受けることができます。
普通の日曜だと
次男坊のときには、戌の日でもないし、大安でもない日曜日(戌の日に一番近い日曜日に行きました)。全然混んでいませんでした。
写真じゃあまり分からないですね。
時期的(10月末)にちょうど七五三の子ども達で賑やかでしたが、それでも混むほどではないレベルです。なお、行ったのは10時くらいです。
受付は10分かからずに終わり、祈祷も含めて1時間程度で終わりました。戌の日以外は同伴者も同席できるので、私と息子もしっかりと祈祷を受けてきました。
ただ案の定息子が大愚図りをしてしまい、大変な騒ぎになってしまいました。1歳児には「お静かに」という雰囲気は難しいです。他の方にもうるさくて迷惑をかけてしまったので、外で待っておくべきでした。
格好は?
写真を見てもらえれば分かりますが、前回も今回も思い切りカジュアルな格好で行きましたが、他の安産祈願の人たちもおおよそラフな格好をしていました。
今回は七五三の人も多かったので、神社の参拝者の割合としては半分くらいがフォーマルな格好をしていました。
リニューアルされた日本橋水天宮は
日本橋の水天宮は2016年4月に新社殿が完成しました。
2年前に息子の戌の日の祈願のために行ったときは仮宮で、ほんとに仮って感じが滲み出ていました。
多分もともとは駐車場だったところに社を建てていて、受付の建物は完全にプレハブでした。待合はテントだったし。あまりの仮っぷりに有り難みが減るね〜と話した記憶があります。
今回リニューアルされた社で祈願を受けてきたわけですが、新社殿キレイ過ぎて有り難みが減りました。なんというか、神社は多少古臭いほうが有り難みがあります。
あまりに有り難みが薄れてしまって神社の写真を撮り忘れてしまいました。すっごくキレイで設備も充実してたんですけどね。授乳室やオムツ替えの部屋もあったし。
入り口はコンクリート造りのモダンな感じで、受付や待合室のある建物もガラス張りでホテルみたいでした。待合室は病院っぽくて、バリアフリーっぷりも私のイメージする神社っぽくはなかったです。
かかったお金は
水天宮のお札はしっかりと飾りました。我が家は神棚がないので、リビングの高いところです。
さて、ご祈祷にかかったお金ですが、初穂料が5000円です。御守の腹帯は別途お金が必要です。
御守は2種類が用意されています。
①御子守帯(みすゞ帯)【初穂料:4,000円】→水天宮安産御守の由来である鈴の緒という「さらしの腹帯」と御守がセットになっています。
②小布御守(こぎれおまもり)【初穂料:3,000円】→自身が持っている「腹帯に縫い付ける布でできた小布」と御守がセットになっています。
息子のときには「小布御守」を買いましたが、今回は祈祷だけで腹帯は買いませんでした。ケチったわけではないですが、まあいらないかなと。
おわりに
今回息子(1歳10ヶ月)を連れて行きましたが、混雑が予想される日に連れていくのは正直厳しいと思います。休日ディズニーで、ファストパスなしでアトラクションに乗りに行くような絶望感があります。
ともあれ、いよいよ我が家の第2子も安定期に入りました。ほんとあっという間です。ここまでは順調なので、このまま水天宮のお戌さまにあやかって安産となってほしいです。