我が家は2歳10ヶ月と生後7ヶ月の兄弟との4人暮らし。
赤ちゃん・幼児とお出かけするにあたって、なくてはならないものの一つがベビーカーです。
特に2人目が生まれてからベビーカーの有り難みが体に染み入るようになりました。
抱っこ紐最強説が根強い世の中ですが、子どもが2人になると、抱っこ紐で下の子を繋いで上の子とお出かけする、というのが結構重労働なのです。
ベビーカーで1人を置いておけるというのはとても有り難くて、最近ベビーカーの出番が一気に増えています。
我が家は長男のときにはA型のごっついベビーカーを使っていたんですが、下の子が生まれたことをきっかけにA型のベビーカーを手放し、B型ベビーカーに乗り換えました。
そして乗り換えて大正解だったと思います。
今回は、私が身に沁みて感じるB型ベビーカーの良さを語ります。
- 登場人物紹介
- 我が家が使っていたA型ベビーカー:コンビ ディアクラッセ
- A型ベビーカーを実際使ってみて
- 下の子が生まれたのをきっかけにB型ベビーカーに買い替え
- 我が家が買い替えたベビーカー
- NewoxのB型ベビーカー:良かったところ・イマイチなところ
- とにかく買い換えて良かったB型ベビーカー
- おわりに
- その後 2018.4追記
登場人物紹介
兄:2歳10ヶ月 |
弟くん:7ヶ月 そろそろお出かけが好きになってきた頃。でもどうせ乗ってくれないんでしょう、そんな諦めを親から抱かれていたベビー。 |
我が家が使っていたA型ベビーカー:コンビ ディアクラッセ
長男が生まれたときにコンビのディアクラッセを買いました。
新生児から乗せられるし、ごっついボディをしているので安定性・安全性が高いだろうという理由でこのA型ベビーカーを買ったのです。
ちなみにA型とB型とかはベビーカーのSG基準という安全性の基準で定められています。アップリカのサイトの説明が分かりやすいです。
ベビーカーの安全性の基準 | ベビーカー・チャイルドシートのアップリカ | Aprica
A型ベビーカーを実際使ってみて
長男が生まれてから、次男が生まれるまでの約2年半の間使っていましたが、結構な期間家に眠っていたというのが正直なところでした。
思ったほど乗ってくれない
赤ちゃんが生まれるまで全然知らなかったのですが、赤ちゃんって寝床へのこだわりが強いんですよ。
ほんの少しでも気に入らないところに置かれるとビャーーーッと泣き出すのです。
それこそ何もわかっていない生後数ヶ月の頃は良かったのですが、生後半年を過ぎると目も見えてくるし、いろんな状況が分かってきます。
そして、なんで抱っこじゃなくてベビーカーなのーーーって泣き出したり。
あとはあんよができるようになると歩きたがるので、最初はベビーカーに乗ってくれていてもしばらくして降りるーーーーっと泣き出したり。ベビーカーをベビーが押したがるっていうのはアルアルですね。いやいや君が乗るためのものなんだよ
時期によっては乗ってくれるときもあったのですが、我が家の場合は絶対拒否!という時期のほうが長かったです。
乗ってくれない(A型)ベビーカーなんて、ただただ嵩張って重いだけのお荷物です。
降ろせと猛抗議中の図
世の中は段差で溢れている
意外とこの世の中、段差で溢れています。
街中をベビーカーを押して歩いていると、数10メートルに一回くらい段差で「よいしょっ」としないといけません。
電車に乗ろうものなら、まずホームに行くのに難儀するし、電車に乗るときも難儀するし、乗ってからも周りの目に難儀するし。
子どもを抱えて出かけるだけで相当重い思いをしているのに、ベビーカーがお荷物になる場面が多いのです。そしてお荷物になったベビーカーはもはやヘビーカーなのです。重い。
場所をとる
そんなこんなで眠っていることが多くなってしまったA型ベビーカー。
でもちょっとしたお出かけくらいなら抱っこ紐よりもベビーカーに乗ってくれたほうが大人は楽。
そういったわけで我が家では玄関にずっと置いていました。これが畳んでいても相当大きいので、まあ場所をとる。我が家の玄関の半分くらいはベビーカーに占拠されていました。
東京でマンション暮らしをしている我が家。極小マンションなので玄関は狭いし、でもマンションの共用廊下やアルコープは私物を置いてはいけないし…ほんと邪魔で邪魔でしょうがなかった。
下の子が生まれたのをきっかけにB型ベビーカーに買い替え
上の子のときの経験で知っていました。
新生児から乗れるベビーカーでも、新生児からベビーカーに乗せてお出かけすることはそうそうありません。
活躍する機会よりも、ベンチを温める機会のほうが絶対に多い。しかもベンチの場所も人一倍取る。
もはや我が家にA型ベビーカーを置いておく理由がありませんでした。
でも、一台もベビーカーがないのは、それはそれで不便。
場所を取らず、持ち運びが楽で、なおかつ子どもが乗ってくれる、そんなベビーカーがあれば持っておきたい。最悪、子どもがあまり乗らないのはしょうがないとして、持ち運びが楽で、場所を取らないベビーカーが欲しい。
そういうわけで、A型ベビーカーをメルカリで売り、その軍資金でB型ベビーカーを買うことにしたのです。
子どもが乗ってくれるかどうかは分からないけど、場所も取らない・軽いっていうのは確実です。
我が家が買い替えたベビーカー
NewoxというところのB型ベビーカーを買いました。
中国のメーカーだったのでちょっと不安ではあったのですが、Amazonのレビューも高いし、値段も安い(ディアクラッセを売ったお金で賄えた)というので購入。
これBABYZEN YOYOというフランスの有名メーカーのパクリと思われる商品です。YOYOは7万くらいしますが、こちらは2万もしない…。
こういうパクリなのを使うのはあまり気分が良いものではありませんが、でも7万は出せなかったです。
NewoxのB型ベビーカー:良かったところ・イマイチなところ
良かったところ
軽い・コンパクト
ディアクラッセから買い換えて、このB型ベビーカーを初めて持ったときに衝撃を受けました。いや軽い、軽い。
さすがにこれを肩にかけて出かけようとは思いませんが、電動自転車に乗せるくらいなら全然アリな軽さです。そして電動自転車のカゴに乗るくらいコンパクトに畳めるのも嬉しい。
下駄箱下のスペースに収まるのが嬉しい
アフター写真しかないのが悲しいですが、我が家の玄関が見違えるほどすっきりしました。
今まで、この玄関の半分をディアクラッセが占領していましたが、B型ベビーカーに替えて、下駄箱下のスペースに入るくらいコンパクトになって、玄関が広々となりました。
意外と走行性が高い
正直、走行性は期待していませんでした。どうせそんなに長時間乗ってくれるものでもないし。
ですが意外や意外、結構スイスイ進むのです。軽いからっていうのもあります。
段差なんかもスムーズに乗り越えてしまいます。
さすがにA型と比べるとチャチいので、乗り心地はA型よりは良くないと思われるのですが、走行性の高さからなのか、意外と子どもたちが乗ってくれるのです。
うん、予想外にこれはいいぞ。
イマイチだったところ
折りたたむのに慣れが必要
本家のYOYOだとワンタッチであっという間に折りたためるはずなのですが、そこはさすが安物。なかなか折りたたむのに手間取ります。
手順としては、①取っ手部分を折り曲げて、②シートを畳む、の2ステップなので難しくはないんですが、サクッとはできません。
安全ベルトが心許ない
あとはA型と比べて、安全ベルトがチャチいです。特に上半身部分の肩から腰に掛ける紐が微妙。
腰と股のベルトはそれなりにしっかりしているので、そうそう落下することはないとは思いますが、もしベビーカーの上で大暴れでもされたらちょっと怖いです。
とにかく買い換えて良かったB型ベビーカー
B型に買い替えたからといって劇的に子どもたちがベビーカーに乗ってくれるようになったかといえばそんなことはありませんが、
乗ってくれなくても邪魔にならないし、思ったよりも安定していて乗せていて安心だし、意外と乗ってくれるし、でトータル買ってよかった買い物でした。
ディアクラッセを売ったお金で買えたので、費用がかかっていないのも有り難い。
東京のマンション暮らしでベビーカーを2台置くほどゆとりのない我が家のような家庭で、我が家のように右も左も分からずとりあえず性能の良いやつ買ったらいいんでしょ!でごっついベビーカーを買おうとしている人がいたら、ちょっとだけ冷静になって欲しい。
おわりに
2人目育児となって、ようやく冷静に育児グッズの善し悪しを判断できるようになった気がします。
赤ちゃんが使うってことでとかく安全・安心を重視して、ゴッツイのを買ってしまいがちですが、ベビーカーは長い目で使い勝手を考えたらB型のほうが正しかったです(あくまで個人的な意見です)。
その後 2018.4追記
その後1年弱くらい使っていますが、これまでのところ不満はまったくありません。相変わらず乗ったり乗らなかったりですが、軽いしコンパクトだし走行性も高いので、
- 家に置いておいても邪魔にならない
- 乗ってくれなくても荷物にならない
- 乗ってくれたらとっても楽
ということで、とても重宝しています。上記で挙げたデメリットも、使っていくうちに慣れるし、安全ベルトが外れたこともこれまでありません。うん、買った値段分はもう十分元を取りました。