我が家は4歳のお兄ちゃんと2歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は新しい図鑑の紹介。
登場人物紹介
兄:4歳9ヶ月 |
弟くん:2歳6ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
あの出版社から献本いただきました
先日とある図鑑を紹介しました。
久しぶりに大ヒットした図鑑だったので、大絶賛の記事を書いたんですが、その後まさかの出版社の方から連絡をいただきました!
そしてなんとなんとこの9月に発売される新しい図鑑を献本していただきました。
これです。
いやぁまさか出版社の方に見られるとは思っておらず、「変態の香りがする出版社」とか書いてしまってたような…。ええ、謹んで訂正いたします。非常に熱意のある出版社です。
というわけで早速送っていただいた「のりもの100だいあいうえおずかん」のレビューです。
のりもの100だい あいうえお ずかん レビュー
こちらひらがなの読み書きを身に付けるための図鑑です。
開くとこんな感じ。
それぞれのひらがなで、そのひらがなの頭文字を使っている乗り物が載っています。
うちの子ども達は電車好きで、そういえば4歳の上の子のときに同じような図鑑を買ってあいうえおを教え込んでいました。
上の子が使っていた「あいうえお でんしゃ じてん」で載っているのは電車だけです。ですが、今回のこの図鑑は電車だけじゃなく乗り物全般が載っています。
最近4歳のお兄ちゃんは一通り4歳が覚えられそうな電車の知識は身につけてしまった感があり、マンネリになってました。ここから先、更にマニアックな電車の知識を攻めていくか、もうちょっと幅広い知識を広げていくか、実は悩んでいたところ。
なのでこの図鑑で電車以外のおもしろ系乗り物に触れることができて、一つ脱マンネリのきっかけとなった気がします。
各ページの構成としては、右ページに大きくひらがなが書いてあって、左ページに乗り物が載っています。
右ページは、3歳くらいの幼児が手でなぞりながらひらがなの書き方を学ぶのにちょうど良さそう。
左ページには、3つ乗り物が載っていて、それぞれの乗り物の画像の下には二行程度の説明文が書かれています。もちろん漢字にはフリガナが振ってあるので、うちの4歳児でも読めます。
しかもね、この載っている乗り物やその説明が絶妙にダンスィ心を揺さぶるんです。「あ」の乗り物に「あすふぁるとふぃにっしゃー」なんて普通載せません。
こんなん4歳児が見てしまったら、当然「あすふぁるとふぃにっしゃーって何?」って聞いてくるに決まってる。…いや、私も初めて聞いたわその重機。
でもここでの答え方次第で子どもの関心度合いが全然変わってくるんですよ。この図鑑、お父さんの頑張りどころが多いわ!
そんなわけで4歳児興味津々です。
子どもの反応
こちらが4歳息子に渡してみたときの反応。
黙々と読んでおります。ええ、黙々と。
うちの4歳児はひらがな・カタカナは一通り書けるし、読めるボーイ。私の日々の教育のおかげです(自画自賛)。
そんなわけで、この図鑑の一つの狙いである「ひらがなを覚える」ってことの効果はよく分かりません。
んー、上の子のときの経験でいえば多分なかなかいい線いってるはず。
上の子のときに使った「電車のあいうえお図鑑」は電車オンリー&イラストですが、こちらは乗り物全般&写真です。
些細なようでこれってかなり大きな違いなんです。3歳くらいの子の本物志向ってかなり強くて、経験上イラストよりも3倍くらい食いつきが良くなります。
またうちの上の子は根っからの電車好きで、それ以外には目もくれない感じでしたが、世の子ども達の大多数は多分もっとノーマルです。うちの下の子がそうなんですが、小さい子って電車も車も重機も好きなんです。ちょっと3歳レベルには説明の難しいニッチな乗り物が入っているのが難点な気もしますが。
あと上の子のときに使った「電車のあいうえお図鑑」はひらがなを線路で描いてくれていて、子どもが思わずなぞりたくなる工夫があったんですが、この図鑑はシンプルに描かれているので、そこが惜しかったかな。
そういうわけで、ひらがなの理解に関しては半年後の下の子で良い結果が出ることが期待されます。
で、ひらがなの読める4歳児、じーーーっと読んでました。
ひらがなの読める4歳児ですが、ひらがなを読むかどうかは気分次第なんですよ。いつ気が向くかの傾向があんまり読めないんですが、確実に言えるのは「面白そう」なものは読みたがる。
「面白そう」のセンサーがどう作動しているかは謎ですが、この図鑑は見事におもしろセンサーに引っかかったようです。載っている電車は全部知っているものでしたが、その他の車・重機類には知らないものも多く、その辺でピーンと来てくれたよう。
おわりに
我が家に想定外にやってきた新たな図鑑。うちの子ども達の知識の偏りが気になるところですが、まぁ今のうちは好きなモノを極めてくれれば…。
そんなわけでスタジオタッククリエイティブの皆様、献本ありがとうございました。献本いただいたから、というわけではなく、この出版社の図鑑は子どものマニア心をくすぐる良本です。