我が家は3歳のお兄ちゃんと1歳の弟くんの兄弟との4人暮らし。今回は3歳児とのお風呂事情について。
これは上の子1歳のとき
- 登場人物紹介
- 小さい子の家のお風呂によくあるひらがな表がとても苦手だった
- ひらがな表、めっちゃ使えるやつやん
- 裏の数字の勉強も使えるやつだった
- ひらがな表は息子のイヤイヤ期を止めた
- こどもチャレンジのひらがな表がボロボロになったので…
- おわりに
登場人物紹介
兄:3歳6ヶ月 |
弟くん:1歳2ヶ月 |
(*イラストはKaoさんに描いてもらいました。詳細はこの記事をご覧ください*)
小さい子の家のお風呂によくあるひらがな表がとても苦手だった
私のなかで小さな子供のいる家には”お風呂にアイウエオ表”と”トイレに世界地図”が必ずあるようなイメージがあります。
私が小さいときの実家では、少なくとも私の記憶にある限りでは、ひらがな表も世界地図も貼ってなかったのですが、小さなきょうだいのいる家に遊びに行くとほぼ間違いなくこれらが貼ってありました。
子どもながらにそいつらを見てイケてないなぁと思っていたんです。全然格好良くない。オシャレじゃない。所帯染みてる。
世界地図にはオシャレ風なマップもあるからまだ許せるとして、お風呂にひらがな表だけは絶対にないわ。洒落っ気も何もあったもんじゃない。どんなにモダンなバスルームだったとしてもあの50音が並んでるだけでバスルームが一気に風呂場になってまいます。
そもそもあんなひらがな表をお風呂に貼ってなんの意味があるんだ。あんなんなくても普通に日本で生きていたら、ひらがなくらいすぐ覚えるでしょ。
そんなこんなでお風呂にひらがな表を貼るという行為に対して、子どもの頃から拒否反応がありました。
それは大人になってからも相変わらずで、子どもが生まれて子ども中心の世界になってからも、お風呂は絶対不可侵の場所として君臨してました。いや、お風呂にも息子用のオモチャがたくさん常駐するようにはなったんですが、ひらがな表だけは阻止しなければと思ってました。
ひらがな表、めっちゃ使えるやつやん
そんな私の揺るぎない決心も我が家の世界では風前の灯火。気づけばあっさりと打ち破られてしまいました。
だってこどもチャレンジの付録でついてきたのだからしょうがない。自ら好んで買うことはないけど、せっかく送られてきたのなら貼ってあげないともったいないという気持ちになります。
そして我が家のバスルームにやってきた、その名も”ひらがな おふろポスター”。
こいつがものすごく使えるやつでした。今まで毛嫌いしていてすんません。心からの謝罪を持って発言を撤回します。
我が家の3歳児は、毎晩飽きもせずにずぶ濡れになりながらあいうえお表を読み上げてくれます。
最初の頃は、あいうえおかきくけこさしすせそ…と完全に並び順で暗記していたり、表にかかれているイラスト(例えば「し」にはしまじろうのイラストが描かれている)を見て答えていたのが、少しずつ少しずつ文字そのものを覚えてくれました。
もちろん、このあいうえお表だけでひらがなを覚えているわけではなく、どちらかというと日々少しずつ覚えているひらがなをこの表で確認している感じです。
毎日毎日、少しずつ理解していくひらがなが余程嬉しいのか、ドヤ顔で私にひらがなをレクチャーしてくれます。
これひらがなの勉強にもなるし、読み上げている間は表を見て集中してくれるので、その間にシャシャシャッと体を洗ってあげることができるので、私としてもありがたい限りです。
他のオモチャだと動くんですよ。なので体を洗うのは結構な格闘になっていました。それがひらがなに一点集中してくれて洗う側もホント助かってます。
裏の数字の勉強も使えるやつだった
このこどもちゃれんじの付録、裏面が数字のお勉強用のシートになっています。ドーナツ屋さんを模した数を数えるお勉強。こいつもね、めちゃくちゃ使える。
数を覚えるのもそうだし、数を数えるのも3歳児にとっては一苦労なのです。苦労するからこそ、何度も何度も繰り返し飽きずに遊んでくれます。
最近ようやくすらすらと数えることができるようになったので、ちょろっと応用で「みみりんがドーナツをしまじろうにどうぞしたって。しまじろうはいくつドーナツ持ってる?」なんて問題を出したりします。
ホントに真剣に考えて考えて、頭から湯気じゃなくてオーバーヒートの煙が出るくらい考えてくれます。まだ足し算の概念は難しいようですが。
この調子で居てくれたらもうしばらくはこのシートでお風呂タイムを楽しく過ごせそうですわ
それにしてもこのお風呂グッズ、真面目に使えすぎて笑えてきます。
ひらがな表は息子のイヤイヤ期を止めた
トイレにはおしゃれな世界地図じゃなくて、トイトレのシール線路
割と大げさじゃなく、このひらがな表・数字表が息子のイヤイヤ期に終止符を打ってくれた気がします。
最近息子のイヤイヤが収まってきたなと実感をしているのですが、それと時を同じくしてこのひらがな・数字ブームがやってきています。
この2つの事象に直接的な因果関係はないかもしれません。
でも、例えば横断歩道の前に書かれている"とまれ"の文字を見てビタッッと立ち止まるようになってくれたし(逆に動かなくなって困ることもあるけど)、時計を指さして「もう9時だから寝んねしようね」と言って理解をしてくれたり(言うことを聞いてくれるかは別問題)、読めることで明らかに行動が変わってきました。
息子が野生児から進化し文明人の仲間入りを果たしたことで、精神的に一歩も二歩も進んでくれた気がします。ひらがな万歳!すうじ万歳!
こどもチャレンジのひらがな表がボロボロになったので…
お風呂のひらがな表を一新しました。まさか我が家に2代目のひらがな表がやってこようとは…。人生は何があるかわかりません。
すっきりシンプルなあいうえお表。しまじろうのあいうえお表は小さめのサイズだったのが不満でしたが、これはA3サイズで大きめです。子どもって大きいのが正義みたいなところがあるんですよ。
ひらがなの下に小さくカタカナも書かれているところがね、また良いのです。長く使えそうな予感。
おわりに
美しくないからという理由で避けていたお風呂にひらがな表。ホント申し訳ない。私が全面的に間違っていました。
あなたはとても有用なお風呂グッズです。お風呂タイムを有意義にしてくれるし、身体をゴシゴシ洗わせてくれるし、ひらがな・数字も覚えてくれるし、そしてイヤイヤ期まで止めてしまう。もう神のような存在です。