我が家は2歳11ヶ月と生後8ヶ月の兄弟との4人暮らし。
上の子はもうすぐ3歳の誕生日。もう3歳なのか…。ほんとこの1年もあっという間に終わってしまった。
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イヤイヤに始まり、イヤイヤに終わった1年
一年前は妻が2人目を妊娠中でした。息子が2歳になった頃は、お腹も徐々に大きくなり、外見から妊婦と分かるようになった頃です。
そんなときに始まったのが、赤ちゃん返り。
ママへの激しい後追いにグズグズで不安定なご機嫌。妊娠中に赤ちゃん返りがあるとは思っていなかったので、我が家はプチパニック状態でした。
ただ、赤ちゃんが生まれた状態でこんな赤ちゃん返りされたらもっと悲惨だったんだろうなと思うのでこの時期で良かったのかもしれない。
そしてそれから1年後の今、今度はイヤイヤ期を絶賛謳歌しています。グズグズとか不安定とは違い、ただただこの世の全てが嫌になってしまった様子。日を追うことに強情になっていっていて困っています。
こう振り返ってみると息子の2歳はイヤイヤに始まってイヤイヤに終わったと言っても過言ではありません。魔の2歳児の面目躍如です。
なお、一年中イヤイヤ言っていたわけではありません。途中、妻が切迫早産で1ヶ月半入院したこともありましたが、そのときはずーっと賢者モードでとても助かりました。
最近のイヤイヤも激しいときは激しいですが、イヤイヤが落ち着いて聞き分けのいいときもあって、それが周期的に回っている感じです。
まだ8:2でイヤイヤのターンが圧倒的に多いですが、これが徐々に賢者ターンの割合が増えてきて、イヤイヤ期が終わっていくんでしょうね。せめて5:5くらいに早くならないかな…
もう親のオモチャではなくなった
最初から親のオモチャなんかではありません。でも赤ちゃんってそれに近い存在なのです。
下の子はまだ8ヶ月で、例えばハイハイで危ないところに行こうとしたり、舐めたらダメなものを手に取り舐めようとしたりするとき、さっと抱っこして違う場所に解き放てば、何事もなかったかのようにまた一から徘徊を始めてくれます。
ご飯だって出されるがまま、口に運ばれるがままに食べてくれる。ときどき嫌がって食べないこともありますが…。
3歳を迎える上の子はそういうわけにはいきません。私がいくらダメだと行っても行きたい気持ちが勝ってしまうともう抑えることができません。
オモチャだって自分の遊びたいオモチャで遊ぶし、そのくせ遊んでない自分のオモチャで下の子が遊んでるところを見つけたら烈火の如く怒り出します。
大人の思う通りに動かすことのできた赤ちゃんとは違って、自分でやりたいことを押し通そうとして、大人とぶつかってしまいます。放っておける分ラクだけど、それ以上に苦労する場面の方が多いな。
2歳は一番可愛い時期かもしれない
0歳のときも1歳のときも言ってましたが、2歳が一番可愛い時期なのかもしれないと今度こそ私の中で確定かもしれない。
特にパパにとっては意思疎通ができるっていうのはとても大きい。子どもは小さいほど可愛さが愛おしいのですが、子どもは小さいほど意味不明の宇宙人なのです。ちょっ何言いたいかわかんねぇっす。って1日に何回思えば良かったんだろう。
それが2歳を過ぎて言葉を交わせるようになって、可愛さはそのままで話が通じる小さい子に進化したのです。2歳の日々は1日一回は萌え死しそうな瞬間があった気がします。
そして3歳がウォームアップし始めた今、どんどん生意気に手に負えなく……、というわけで2歳が一番可愛い時期なのかもしれない。
さよなら2歳の息子
言葉が単語から二語文に、そしていつのまにか文章になり、
昨日のことを覚え、思い出すことができるようになり、
明日の楽しいことを思って、今日を良い子に過ごすことができるようになり、
全国の電車の名前を一通り覚え、
夜もぐっすり眠れるようになり、
ママなしで1ヶ月半元気に過ごすこともでき、
トイレも一応できるようになりまだまだオムツは外せないけど、
一人で遊べるようにもなり、
お友達に譲ったりも少しずつできるようになり、
食べ物のアレルギーもほとんどなくなり、外食に躊躇しなくなり、
泣くことで色んなことを表現していたのが、立派にイヤイヤも言えるようになり、
叱られたらシュンとするようにもなり、いっぱしの人間の雰囲気を出して、
2歳の1年間でたくさんのことをできるようになって、子どもへと成長していった息子。
息子の2歳はもうやってこない。宇宙語で必死に話しかけてくれることもなければ、オマルに座らせるのに四苦八苦なんてこともない、と思うとなんだか寂しい気持ちもありますが、それが成長するってことです。
さようなら2歳の息子。きっと君の記憶に2歳の頃の記憶なんてほとんど残らないんだろうけど、その分パパの頭の中にいっぱい詰め込んでとっておこう。
おわりに
最近は魔の2歳児が炸裂して早く終わってくれーっと思うばかりですが、一生に一度しかない2歳を、(本人は覚えていなくても)せめてパパはしっかりと焼き付けときたいなと思ってこのエントリを書きました。
さようなら2歳の息子。ようこそ3歳の息子。どうぞお手柔らかに頼みます。