我が家は2歳7ヶ月と生後4ヶ月の兄弟との4人暮らし。
上のお兄ちゃんはイヤイヤ期真っただ中でにっちもさっちもいかず、下の子は生まれてまだ4ヶ月でにっちもさっちもいきません。
そんな慌ただしい日々の中、私の中にある疑念が起こりました。
(*下の子の100日記念。下の子の記念日なのに上の子が主役の顔笑 しょうがないね。*)
下の子可愛くない症候群
2人目の子どもが生まれたときに、赤ちゃん返りで言うことを聞かない上の子を見て、またか弱い赤ちゃんを守る母性本能で、特にママが患うことが多いのが「上の子可愛くない症候群」です。
ですが私の場合は逆です。下の子をどうも心から可愛いとは思えていないような気がしています。
いや可愛いんですよ、間違いなく。
最近機嫌のいい時間が増え、私に笑いかけてくれることもしょっちゅうあります。赤ちゃんから笑いかけられたらメロメロにならないわけにはいきません。メロンパンナのメロメロジュース並みの威力です。
でもなにか違うんです。私の中でモヤっとするのです。
上の子と比較すると
私の中でモヤっとする原因は分かっていて、それは上の子へ傾ける愛情の熱量との違いです。
上の子は最近イヤイヤが極限に達し、我が家に嵐を巻き起こすハリケーン男児になってしまっているのですが、それでもすこぶる可愛いです。
イヤイヤってことはママじゃないとダメとほとんど同義で、パパに冷たいことが増えてしまっているのですが、たまに私に見せる心からの笑顔が全てを上書きしてくれます。
完全にツンデレにやられているのです。
喜怒哀楽のある上の子と怒哀がほとんどの下の子
男って現金な生き物で、好かれると好きになります。
そういう意味で、上の子はいくらママが一番と言えど、パパのことも好きだと態度で示してくれるので、自然と私の上の子愛も盛り上がります。
日々のイヤイヤだって、それは私達に対する信頼の裏返しなんです。
その一方、下の子はまだまだ生後4か月。ようやく笑うことを覚えたくらいの時期です。
私のことをパパだと認識していないし、私から見るとまだまだ飲んで寝るばかりの存在です。
母親は遺伝子レベルで赤ちゃんを愛するようにできているのかもしれませんが、父親はそういうわけでもなく子どもへの愛情は自分で携える必要があります。
パパと呼ぶ声がパパをパパにする
上の子が3~4か月の頃も当然飲んでは寝てばかりの存在で、今振り返れば父親の実感はあまり感じていませんでした。
ようやく今になって、子どもが私のことをパパと呼ぶようになって、子どものことを心底愛することができるようになったと思います。
正直パパって自分が父親であることを実感できる場面が多くありません。
ママなら授乳とか後追いとか、嫌でも自分が母親であることを強要される場面がありますが、父親ってないんですよ。別に父親じゃなくて祖父祖母でもいいってことがほとんどです。
唯一、子どもがパパと呼んでくれるときに自分が父親であったことを思い出します。最近はイヤイヤ期で「パパ嫌」って言われることも増えましたが…。
今4ヶ月の下の子ですが、早くもっと笑うようになって、早くしゃべるようになって、早く私のことをパパって呼んでくれないかなぁ、と私の胸でギャン泣きして止まない姿を見ては思ってしまうのです。
他のパパも一緒なんじゃないのか
育休取って一日中育児に関わってるイクメンの方は別として、平日の日中は会えずなかなか子どもが自分に懐くに至らないパパって多いと思うんですよ。
だからきっと世の2人育児に奔走しているパパ方の多くは、実はまだ懐いていない下の子より上の子のほうが可愛くて仕方ないって思っているんじゃないかと妄想しています。きっと私だけじゃない。そうであってほしい。
おわりに
でもほんとこの1週間の間で、下の子が一段と成長して私に笑いかけることが増えてきました。
上の子最高っ!なんてついさっきまで思っていたのに、いま下の子にグラグラきています。
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