我が家の寝室の電気が切れました。
というより元々切れていて、夫婦2人だけのときはまあいいかと放置(!?)していたのですが、赤ちゃんがいるとなるとと電気・・・・あったほうがいいよね、ということでパパの仕事です。
今までは蛍光灯だったんですが、時代の流れに逆らわずLEDにしようと検討していました。で、念のため蛍光灯とLED照明の違いと赤ちゃんへの影響について調べてみました。
LED照明のメリット・デメリット
メリット
- 電気コスト削減:蛍光灯の約1/2
- 長寿命:10年くらいは持つ。蛍光灯の4倍
- 紫外線・赤外線が少ない:イコール虫が寄ってこない
デメリット
- 初期コストが高い:ただし、ランニングコストの削減を考えるとトータルで見ればお得
- 指向性:蛍光灯だと360°光が出ているのに対して、LED蛍光灯の多くは照射角度が120°~170°ほど
コストはトータルで考えれば安く、指向性も視点を変えれば蛍光灯は当てる必要のない天井にも光を当てていた、とも言えるので、デメリットよりもメリットが多く見えます。
ブルーライトの影響
蛍光灯や白熱灯と比較したLED"照明"のメリット・デメリットは上記の通りですが、LEDにはもう一つ「ブルーライト」という懸念点があります。
下図は、太陽光・蛍光灯・LED照明でも使われる白色LEDの波長の分布です。
蛍光灯と比較するとLEDのブルーライトの量は桁違いです。ブルーライトによる人体への影響は以下の通りです。
目が悪くなる
強い青色光を長時間見続けると、目に傷害が発生することが知られています。
JISC7550 「ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性」では、網膜に傷害を与える可能性の強い領域として「青色光傷害作用関数」を定義しています。この領域は、白色LEDの青色成分の領域と重なっているため注意が必要と言われています。
ブルーライトの強い光を直射で見ると目が悪くなります。
猿の眼球で実験したところ、強い青色光を長時間網膜に照射した場合に深刻な影響が出た、という結果があります。
ただ、これは人間が日常で浴びることのないレベルなので、日常生活においては影響がないとされています。
また、PCやスマホの場合には光源から近い距離で長時間見ることになり目への影響も危惧されますが、照明の場合光源から遠い上に長時間見つめることもないので、影響はないと考えても問題ないように思います(あくまで個人的な意見です)。
生活リズムが崩れる
人が眠くなるのは「メラトニン」と呼ばれる体内ホルモンが関わっています。そのメラトニンは暗くなると分泌を始め、体温・脈拍・血圧が下がって、体は「睡眠モード」になります。
夜間でも、メラトニンの分泌に作用する波長の光(ブルーライト)を見ていると、メラトニンの分泌量が低下します。 ブルーライトを浴びることで、メラトニンの分泌量が下がると、生体リズムが崩れ、睡眠不足になる可能性があります。寝る前にはブルーライトを見たり、浴びないようにしたほうが良いかもしれません。
こちらは照明にも影響のある話です。これは夜に浴びるとよろしくないということで、朝や昼間に浴びるのは問題ないようです。
冬で太陽が昇ってくるのが遅いときにLED照明をつければ、爽やかに起きれるってことかな?え、違う??
他の電子機器との比較
LED照明とPC・スマホを比較したものは見つかりませんでした。
まあLED照明といっても明るさなど様々な種類があるので比較は難しいのでしょう。参考になりそうなのは下図です。
液晶テレビはバックライトにLEDライトを使っているので、LED照明の親戚みたいなものです。なので液晶テレビをLED照明と置き換えても、そんなに可笑しくはないはず、多分。
こう見ると、ブラウン管のテレビと比較すると液晶テレビも発生量は多いですが、それ以上にスマホ・ゲームは半端ないですね。しかもこれらって至近距離で見るから影響はもっとありそうです。
結論
リビングにつけるならLED照明でも影響はなさそうです。寝室の場合は、夜は光を弱くするとか、寝る前しばらくは消すなど工夫したほうがいいってことですね。
特に新生児だと寝てばっかりで上しか向いていないので、LED照明の影響を大きく受けそうです。
ただブルーライトの影響自体、まだ十分に立証されていないのでそこまで神経質にならなくても、と思います。
まとめ
というわけで、我が家は価格.comで一番人気のあったこれを買いました。
(*運気フィーバーその後の検証*)
(*世界で一番可愛いあなたのベビーを世界に知ってもらう*)