息子は妊娠37週目に産まれました。
正産期ではありますが、体重は2600g後半で決して大きくはありません(37週目で見れば平均くらい)。もし、早く産まれてきたがために成長に影響してしまったらちょっとかわいそうかなと思います。
また、早産で産まれた子どもは成長曲線を修正月齢(元々の予定日を0ヶ月とする)で見ていきますが、正産期だけど40週に満たず産まれた赤ちゃんも修正月齢で考えていいのか、ちょっと色々疑問だったので調べてみました。
東大医学部出身の教授のアドバイス
妊娠37週で生まれて出生体重が2,150gだったとのこと。
正期産より2週間ほど早く生まれたわけですが、その週数で生まれた赤ちゃんの正常体重は 2,600gだとされています。
(中略)
生まれつきの体型がもともと小柄な赤ちゃんの場合はとくに妊娠週数による影響を受けやすいので、生後3か月の終わりに測った数値は3か月半ばに、生後6か月の数値は5か月半ばに修正して考える必要があるでしょう。
赤ちゃん&子育てインフォ|インターネット相談室 【発育・発達】Q&A
日本が誇る東大医学部様をご卒業された先生がおっしゃっているのだから、修正していいんでしょうね。
胎児の成長曲線との比較
37週で産まれた場合、本来あと3週はお腹の中にいてもいいわけですが、この3週間をお腹の中で過ごすか、荒んだこの世の中で過ごすかで、成長速度が違うのかが気になります。
まずは新生児の成長曲線。
[最新]赤ちゃんの成長曲線・身体発育曲線【赤ちゃん成長ガイド】
産まれて1ヶ月だと概算で+1,000g〜+1,500gくらいですかね。
これがお腹の中だと・・・
“胎児発育曲線”でわかる「大きい・小さい」の意味!│特集│So Da Tsu com
これも目で見た感じですが、36週から40週の4週間で大体+1,000gってとこですかね。
こう見るとこの時期になるとお腹の中にいようが荒んだ世の中を生きていようが成長の速度はあまり変わらないと言えそうです。あーよかった。
体重別の成長曲線での比較
もう一つ考えられるのは、小さく産まれたがために成長速度が遅くなったりしないかということ。
上で挙げた赤ちゃんの成長曲線って月齢ごとのチャートなので、産まれたときの体重の違いがどう成長曲線に影響を与えているかが分かりません。
また、低体重で生まれた赤ちゃんでは体重別の成長曲線があるんですが、2500g近辺となるとデータはありません。で、色々とほじくりまわしてやっと見つけました。
ざっと見た感じ2,000gでは体重増加量の傾きが鈍い気もしますが、2,250gから3,750gでは体重増加量の傾きはだいたい同じです。
つまりは、小さく産まれたから成長が遅いってことはないということです。安心しました。
2,250gの赤ちゃんと3,750gの赤ちゃんでは、1ヶ月で1kg増えることの意味(増加率)が違うので、小さく産まれた子は早く成長しようと頑張っているとも言えそうです。
まとめ
37週で産まれた息子、なんの問題もありません!!
(2016年8月追記)
1歳8ヶ月となった息子ですが、今や他の子達と何ら変わらないくらい成長しています。寝返りは5ヶ月目、ハイハイは7ヶ月目、たっちは9ヶ月目、あんよは10ヶ月目でマスターしました。
あんよにいたっては平均よりだいぶ早くマスターしてしまいました。産まれてきた当初は心配していましたが、成長のスピードはほんと人それぞれで、出産のタイミングのことは気にする必要はないと今になれば思えます。
産まれてきてからのおっぱいの量や離乳食の食べ具合など、成長に影響する要因はたくさんあります。うちの子はもりもり食べるし、もりもり吸っていたのでいつの間にか平均並みの大きさになっていました。
(*小さい赤ちゃんも大きい赤ちゃんもみんな大好きだった*)
(*生後1ヶ月の赤ちゃんにだって何か贈りたい。出来れば発育に効果のあるやつ…*)
いまのパパ世代が読んでいた「Mr.FULLSWING」の作者が描く育児本。心に響く良い話です。