息子氏1歳半、おしゃべり男児になりました。
意味のある単語を30語以上は発することができます。
まだ単語だけで文は喋れないのですが、それでも何か訳のわからない宇宙語をずーーっと喋っています。
子育て広場に行っても、スーパーに買い物に行っても、外をお散歩してても独り言をずっと言っているらしく、会う人会う人に「お喋り好きだね〜」と言われるみたいです。
子育て広場のスタッフには「こんなに喋る1歳半見たことないですよ」と言われたことも。
もちろん、パパの前でも楽しそうにお喋りをしてくれます。何ならパパの前の方がいっぱいお喋りをする気すらします。
私なんか家では結構無口だと思うんですが、どうして息子はこんなにお喋りになったんだろう。
…そこにはパパなりの工夫があったのです。
男をおだてる「さしすせそ」
さ:さすが!
し:知らなかった!
す:凄い!
せ:センスいい!
そ:そうなの?!
本題に入る前に、かの有名な「合コンで男を持ち上げるためのさしすせそ」から紹介します。
だいたい男っていうのは合コンで自慢話しかしないので、そこで女性からこの「さしすせそ」で相槌を打ってもらうと、より一層気持ち良く饒舌になり、男だけは盛り上がっているつもりになれる効果絶大のヤツです。
要はこれの幼児バージョンをパパが実践している、という話です。
1歳児をその気にさせる「さしすせそ」
息子は数ヶ月前くらいから徐々に言葉が出始め、口数が増えていくのを感じていました。
それと同時に息子は結構シャイで、自信のない言葉はモゾモゾ小さい声で喋る(練習する)人間であることが分かりました。
ここはひょっとして、息子が積極的に言葉を習得するか、恥ずかしがって「学ぶ」ことに億劫になるか、の分水嶺になるかも!とパパは思ったのです。
というわけで、息子に気持ち良く喋ってもらおう!と昔散々な目にあった「さしすせそ」を有効活用し、息子をおだてる作戦に出たのでした。
さ:さすが!
息)◯□#△¥%
パ)さっすが◯◯くん!パパ勉強になったわ〜
し:じょうずだね!
息)◯□#△¥%
パ)お話じょうずだね〜〜、パパよりじょうずかもっ!
す:スゴい!
息)トット□#△¥%◯□#△¥%(トット=トーマスだけは聞き取れて、あとは何言ってるか分からない)
パ)すごーーい!もうそんなにお話できるんだね〜、トーマスだよね〜、うんうん
せ:せいちょうしたね!
息)□#△¥%◯□#△ダーッテ□#△¥%◯□#△¥%◯
パ)そんなにお話できるようになって、ほんとに成長したね〜!
そ:そうそう!
息)◯□#△¥%(何かを指差しながら)
パ)そうそう!アレは◯◯だよね〜
「し」と「せ」は幼児用にバージョンアップしました。じょうずだね〜、成長したね〜、と褒めるほうが反応が良いような気がします。1歳児のセンスを褒めてもしょうがないし。
息子、おだてられる
もちろん、息子がこんなにお喋りになり、言葉もたくさん覚えたのは、常に一緒にいるママが何か好影響を与えたのだと思います。
ただ、ママはパパ以上に息子に甘く、パパが観察する限りナチュラルに「さしすせそ」のおだて言葉を使っていることが多いです。
息子は私たちが何言っているか理解はしていないと思いますが、ポジティプなことを言われていることは分かっている様子。
また、こういうおだて言葉を発するためには、パパもママも笑顔にならないといけないので、それを見て嬉しくなっているのかもしれません。
いずれにせよ、楽しくおだてることで息子の「できる自信」や「自己肯定」につながっているはず。
やっぱり人間って褒めて伸びるんですよ。
おわりに
最近は言葉だけでなく、手先の運動や全身運動でもできることも増えてきました。
積み木を組み立てることができたー、とかボーネルンドのルーピングを上手く動かすことができたー、とかでも大げさにさしすせそを連呼するようになりました。
その度に息子もドヤ顔で応えてくれます。うんうん、君は天才だよ。
さしすせそを使えば、子どもの自己肯定感と親の親バカを増殖させることができますよ。